となりのトトロの裏話：狭山事件とは？ [映画]
となりのトトロ、大中小それぞれ、大トトロ、中トトロ、小トトロと
呼ばれています。初期設定では、それぞれ、ミミンズク、ズク、ミンと
されていました。
となりのトトロと言えば、都市伝説や裏話への
こじつけが有名です。
メイが行方不明になった後からは
メイの影が描かれなくなっていて、これを証拠にメイ死亡説が
ささやかれたりしていますね。
さらに、メイを追ったサツキも死亡しており
父親が二人がいまも生きていたとしたらとして
書いたのがトトロの物語だった、と。
さらには、狭山事件との関連を指摘する声も多数あります。
この事件は、1963年に埼玉県所沢市で発生した高校１年生の女性が
誘拐殺人に巻き込まれたもの。
狭山事件虚偽自白
となりのトトロの舞台も、所沢とされていること。
さらに、事件発生が５月であるのに
主人公サツキ・メイも５月にちなんだ名前にされていること
などから、こうした符号を見出しているのです。
しかし、となりのトトロ最大の問題は
同時上映が「火垂るの墓」であったこと。
順序は、おおむね「となりのトトロ」→「火垂るの墓」となっており
ほのぼのほんわかなお話の直後に、ジブリ史上でも
最もヘビー級の作品を見せつけられた子供たちの
恐怖に歪んだ顔、薄目の隙間からこぼれる涙、
映画館の暗闇にこだまするすすり泣きで、
一種異様な光景が生まれたと言われています。
裏話といえば、やはり、この一点でしょう。
ちなみに、テレビ放送されれば、平均的に20%台を叩き出す
鉄板番組であるため、ジブリ映画公開前の
プロモーションでは、ほぼ必ず引っ張り出される作品です。
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